キヤノン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:足立正親)は、大判プリンター『imagePROGRAF(イメージプログラフ)』の5色顔料インクモデルの新製品(※1)として、A0ノビ対応の「TZ-30000 MFP」および、B0ノビ対応の「TX-4100/TX-4100 MFP」、A0ノビ対応の「TX-3100/TX-3100 MFP」、A1ノビ対応の「TX-2100/TX-2100 MFP」を発売した。
■概要
設計事務所など、製品や建築物の図面を大量出力する環境において、高速プリントや快適な操作性、高画質への要望が高まっている。
同社はこうしたニーズを受け、より高い生産性が必要とされる市場を「プロダクションCAD市場」と位置付け、新たに「TZシリーズ」を展開し「TZ-30000 MFP」を発売する。
また、CAD市場・ポスター市場向けの「TXシリーズ」の新製品として「TX-4100」など6機種を発売する。
imagePROGRAFシリーズ最速となる1分間に4枚の高速プリントを実現。
また、多くのLEDプロッター(※2)で課題となっているスリープ状態からのウォームアップ時間を大幅に短縮し、スリープ状態からの復帰後、A1横サイズの普通紙図面を最速約19秒で印刷可能。
さらに、出力図面を最大100枚まで積載でき、本体上面から自然な姿勢で取り出せる「上部排紙トレイ」や、同トレイへの排紙時において、印刷中もロール紙を交換できる業界初(※3)の「ストップレスロール紙交換システム」などの新機能搭載により、印刷に要する作業負荷やダウンタイムを削減し、カラーやモノクロの大量の図面を速く、効率的に出力することができる。
5色顔料インク「LUCIA TD」により、高精細な図面の印刷、普通紙や光沢紙への色鮮やかなポスター印刷など、多様な印刷用途や用紙の適性に応じた高画質プリントが可能。
また、1分間に約3.2枚(※4)の高速プリントを可能とし、2018年1月に発売した従来機種(TX-4000/TX-3000/TX-2000)と比較して、約23%の高速化を実現。
※1. 新製品のうち、MFPモデルのスキャナーは英Global Scanning社製。
※2. LEDを光源に用いた電子写真方式によって、主に大判サイズの図面などの印刷を行うプリンター。
※3. A1以上の用紙サイズに対応する大判プリンターにおいて。2021年4月21日現在(キヤノン調べ)。
※4. A1横、普通紙図面、最速印刷設定。印刷開始から用紙カットまでの時間。測定環境の詳細はホームページ参照。
■問い合わせ先
キャノン株式会社
https://canon.jp/