TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)は、『パブリックレストルーム設備管理サポートシステム』を2021年6月より発売する。

■概要
同システムでは利用者の困りごとを解消する「空き状況表示サービス」と、施設管理者の困りごとを解消する「設備管理サポートサービス」を提供する。「空き状況表示サービス」では利用者がトイレの混雑状況をサイネージやスマートフォンで確認することができる。
また、「設備管理サポートサービス」は器具とインターネットをつなぎ、リアルタイムでの不具合に対するアラートや、蓄積データを活用した、効率的な維持管理サポートを実現する。
■システムの詳細
1.空き状況表示サービス(株式会社バカンの提供)
「空き状況表示サービス」は、利用者がリアルタイムで表示されたトイレ空間の混雑状況をスマートフォンやサイネージで利用者が知ることができる。これまではトイレが混んでいるかどうか行かないと分からなかったが、同サービスにより、スマートフォンやサイネージを確認して空いているトイレを探すことができる。
2. 設備管理サポートサービス
「設備管理サポートサービス」は、施設管理者がリアルタイムで器具の状況をパソコンやスマートフォンの管理画面から確認でき、施設管理者の効率的な維持管理をサポートする。
例えば、これまでは管理する複数のトイレに対し、それぞれ現地に行って何十台もトイレの設定を変更する必要があった。しかし、同サービスによって管理画面から操作するだけで、現地に行かずに遠隔で一括設定変更ができ、大幅な作業時間・コスト削減につながる。時間、対象範囲など、細かな設定変更で省エネ・電気代削減も可能。
その他にも長時間利用されているブースをお知らせする「長時間利用アラート」や水石けんのタンク残量を知らせる「補充アラート」、器具のエラー内容を遠隔で確認できる「故障アラート」※、予期せぬ器具の設定変更を知らせる、「設定差異アラート」といった機能を利用できる。
また、器具使用回数などの累積データを活用することで、トイレの利用状況を見える化し、傾向を把握して効率的な管理保全計画につなげていくことができる。「利用実績レポート」を通じて、利用実績に基づいた現場ごとの清掃・補充計画、警備員見回り運用検討、データに基づいた長期保全計画の見直しに役立てることができる。
※すべての故障を検知できるわけではない。検知できる故障は各器具が自動判別可能な一部となる。
■問い合わせ先
TOTO株式会社
https://jp.toto.com/