株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:高山善司)は、3D地図データをオンラインで提供する『ゼンリン3D地図データオンライン提供サービス』において、建設業界におけるBIM※1/CIM※2の業務効率化を支援する3つの新機能を提供開始した。
新機能追加により、プレゼンテーション等に利用する3Dモデルに関わる人件費や作業時間の削減が可能になった。

■『ゼンリン3D地図データオンライン提供サービス』とは
必要な範囲と仕様を指定するだけで、3D地図データを利用ソフトに最適なフォーマット※3でダウンロードでき
るサービスである。効果的なプレゼンテーション資料の作成や、関係者間でのイメージ共有による合意形成の迅速化が図れる。各種料金プランから、用途や使用量に応じて利用できる。
■新機能
1.航空写真貼付機能
国土地理院の航空写真や、ユーザーが保有する航空写真を地表面に貼り付けた状態で、3D地図データをダウンロードできる。航空写真と3D地図データ同士の位置合わせ作業等をせずに、よりリアルなモデルを表現することが可能。
2.オブジェクト編集機能
簡単な設定で、建設予定地にある既存の構造物を削除でき、建物・道路・樹木等の必要なオブジェクトをダウンロードできる。プレゼン資料の作成や、設計業務の効率化に役立つ。
3.マテリアル編集機能
建物・道路・水域・敷地などのレイヤー種別ごとに、3Dモデルのマテリアル※4を編集できる。サービス上でサンプルモデルを見ながらマテリアル色を変更できるほか、ユーザー保有のテクスチャ画像を貼り付けることによる見栄えの変更も可能。これにより、データダウンロード後の編集作業の省力化を実現する。
※1 3次元の形状情報に加え、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築すること。Building Information Modeling の略称
※2 建築分野で進められている BIMの概念を土木工事にも取り入れたもの。Construction Information Modeling /Management の略称。
※3 FBX形式/3DS 形式/DXF(2D/3D)形式等
※4 オブジェクトの表面色やテクスチャを表す
■問い合わせ先
株式会社ゼンリン
https://www.zenrin.co.jp/