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『Twinmotion 2021』リリース

2021年4月21日 分類: CAD、BIM・CIM

株式会社アルファコックス(本社:東京都世田谷区、CEO:廣瀬 繁伸)は、主に建築、建設、都市計画、造園向けに設計されたビジュアライゼーションソフト『Twinmotion 2021』の販売を開始した。
 

 
■概要
『Twinmotion2021』はアメリカEpic Games社が開発したUnreal Engineベースのリアルタイムレンダリングソフトである。
同ソフトウェアは、簡単に習得することができ、また高品質な静止画、動画、またVRコンテンツなどを短時間で制作することが可能なため、これまでのコンテンツ制作の作業を効率化することができる。
同バージョンからTwinmotionのプロジェクトファイルをUnreal Engineにインポートできるようになった。
 
■特長
・デザイン画面が最終レンダリングと同じ品質で表示されるリアルタイムレンダリングなため、制作するコンテンツをイメージしながらデザインすることができる。アイコンやスライダーによるシンプルで直感的なインターフェースにより、短時間で高品質なコンテンツを制作できる。
 
・植栽や人物、自動車等のオブジェクトや、シーンをリアルに表現するマテリアルなどのアセットライブラリ、人物や自動車のアニメーションパスやオブジェクトを回転、移動させるツールなどが準備されている。
また天候や季節、時刻を変更することができるため、一つのプロジェクトファイルから、さまざまな環境のコンテンツ制作が可能。
 
・対応するファイル形式は、SKP、FBX、OBJ、C4D、DATASMITHである。またSketchUp Pro、Revit、ARCHICAD、Rhinoceros、RIKCADでは、それぞれのソフトに専用のプラグインをインストールして直接本ソフトウェアにモデルを転送するダイレクトリンク機能を使える。
 
■新機能
・プレゼンタークラウド
プロジェクトをアップロードし、遠隔地のクライアントやプロジェクト関係者と共有するサービス。専用のソフトをインストールすることなく、パソコンのブラウザ上で共有されたプロジェクトを開き、その中をウォークスルーすることができるため、レビューや作業の共有に適している。
 
・Quixel Megascans の統合
Quixel Megascansは高品質なフォトグラメトリーアセットライブラリで、その中のオブジェクトを格納した3D Assetsと、高品質なマテリアルを格納したSurfacesをTwinmotionのライブラリに統合し、直接ダウンロードできるようなった。これまでの Twinmotionの表現をさらにランクアップさせている。
 
・プレゼンターの新機能
プレゼンテーション用ツールとして用意されているプレゼンターにフェーズツールを取り込み、プレゼンター上でプロジェクトを時系列に視覚化できるようになった。スライダーをドラッグするだけで、例えば施工ステップをその場で表現することができる。またシーンを隠線シェーディングやクレイレンダーなどの非リアルなスタイルにすばやく簡単に切り替えるレンダリングスタイルが追加された。これによりデザインの特定の側面にフォーカスしたり、よりテクニカルな手描きスタイルを表現することが可能。
 
・強化されたレンダリング
太陽、月、人工照明、グローマテリアルなど、さまざまなライティング機能の内部的な設定を変更。また自動露出などを調整し、昼夜間の移行がよりスムーズになった。植物の葉や幹の全体的な色合いを変更する機能が追加され、シーンの他の要素と視覚的な調和を維持しやすくなった。
 
 
 

■問い合わせ先
株式会社アルファコックス
https://www.alphacox.com/

最終更新日:2021-04-21



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