2021年3月30日「建設DX」を推進するスパイダープラス株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:伊藤謙自)が東証マザーズに上場した。
これを受け伊藤謙自社長は4月7日記者会見し、今後の展望を述べた。

同社のサービス『SPIDERPLUS(スパイダープラス)』は、建設現場の施工管理者(現場監督)の業務を効率化するクラウドサービス。
図面や写真をアプリ上で管理することができ、タブレット端末1台で、現場での業務を完結させられる。
現場での記録写真やメモは、タブレットの図面に直接紐づけることができるため、事務所に戻ってからの写真管理業務を大幅に削減できる。
現場監督は1台のタブレット端末で、現場での検査から帳票の出力に至るまでの業務を効率的にこなすことが可能となる。
国土交通省が定める「改ざん検知機能を備えた電子小黒板」の仕様も満たしているため、伊藤社長は「今後、公共土木分野のユーザーへも認知度を高めていきたい」っと語り、さらに将来的には、東南アジアなどで事業を展開する日系企業を通した海外への販路拡大へも意欲を示した。
開発当初は主に空調設備工事業者がメインユーザーだったが、電気工事業者やゼネコンなどユーザー層は広がっている。
2020年末には登録者数3万8000人を超えるなど、導入数は3年間で7倍に増えた。
■問い合わせ先
スパイダープラス株式会社
https://spiderplus.co.jp/