建ロボテック株式会社(本社:香川県木田郡、代表取締役:眞部達也)は協働型鉄筋結束ロボット『トモロボ』を販売しているが、これまで対応不可能であった、土木・インフラ工事向けの太径に対応するための対応機(既存機改造)を、株式会社富士ピー・エス社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:堤忠彦)の全面的な協力で開発した。
■概要
建設現場の生産性向上と作業者の負担軽減を目的とし、市販されている結束電動工具を取り付けるだけで自動化できる『トモロボ』は、建築工事が主となる細径(φ10~16mm)の鉄筋結束作業を専門に行うロボットだったが、富士ピー・エス社の協力によって、既存機を土木工事やインフラ工事に使用される太径(φ19~29mm)へ対応させる改良開発が完了し、現場での実証実験を2021年1月より同社施工の工事で運用を開始し、同年4月の一般販売(既存機改造による対応)を目標にテストを重ねてきた。
これにより、これまで結束作業が出来なかったD16/D19以上の鉄筋を使用した鉄筋工事で利用可能となり、より多くの工事でロボットを活用したスマート施工を可能とすることができる。
■問い合わせ先
建ロボテック株式会社
https://www.tomorobo-lab.com