パナソニック エレベーター株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:高野忠昭)は、上質で居心地の良い空間を追求した個人住宅向けホームエレベーターの新製品『1414ソフィーネH』を2020年9月1日に受注開始する。

■概要
今回、新製品として発売するホームエレベーター『1414ソフィーネH』は、ライン型のLEDを間接照明として採用し、柔らかく陰影のある光により上質で居心地の良い空間を演出している。
万一昇降中に停電になった場合でも、このライン型のLEDを通常時と同じ明るさで点灯させたまま、最寄り下方階まで運転(※1)を行う。
また、大型窓タイプのドアをオプションに追加。搭乗時に閉塞感を感じにくく、エレベーターの外からルーム内の様子を伺うことも可能。
さらに、脱臭効果に優れた天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」を標準装備。併せて、エレベーターの利用者がよく触れる手すりや床、大型操作ボタンには抗菌処理(※2)を施した。
■特長
1. 間接照明の柔らかく陰影のある光により、上質で居心地の良い空間を演出
ルーム内の天井両サイドに幅8mm、高さ10mmのスリムなライン型のLEDを間接照明として採用し、温かみがある明るい空間を実現した。万一昇降中に停電になった場合でも、このライン型のLEDを通常時と同じ明るさで点灯させたまま、最寄り下方階まで運転(※1)を行う。また、ルーム内の内装には、両サイドの間接照明に合わせてアクセントパネルを2面に設置し、シンメトリーなデザインを採用した。
間接照明の柔らかく陰影のある光との組み合わせにより、上質で居心地の良い空間を演出している。
2. 大型窓タイプのドアをオプションに追加し、エレベーターの意匠性をさらに向上
大型窓タイプの乗り場ドア、ルーム内ドア(※3)をオプションとして追加。外部の光を取り込めるため、搭乗時に閉塞感を感じにくく、意匠性も向上した。さらに、エレベーターの外からルーム内の様子を伺うことも可能。
3. 天井埋込形ナノイー発生機を標準装備、併せて手すりや大型操作ボタンなどを抗菌処理(※2)
脱臭効果に優れた天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」を標準装備。パナソニック独自の「ナノイー」技術により、タバコ臭、体臭、ペット臭など、日常生活のさまざまな場面で利用するエレベータールーム内に付着した臭いを脱臭する(※4)。
また、手すりや乗り場・ルーム内の大型操作ボタン、床など、エレベーターの利用者がよく触れる箇所に、抗菌処理(※2)を施した。
※1 エレベーターの停電時自動着床装置用バッテリーが適切な状態で保たれてる状態に限る。停電時には、標準装備されている「停電時自動着床装置」により、自動的にバッテリー電源で最寄り下方階へ運転し、到着後ドアを開く。電源が復旧すれば通常運転に自動復帰する。
※2 非常通報ボタンを除く。なお、抗菌とは製品の表面における細菌の増殖を抑制する状態を言う。試験機関:押しボタンカバー「(株)衛生微生物研究センター」、手すり・床「(一財)日本食品分析センター」試験方法:JIS Z 2801に基づき、フィルム密着法による生菌数を測定。
シャーレにて24時間、静置培養した後の菌数を測定する。対象:付着した一般細菌 試験結果:99%以上抑制(試験は2種類のみの菌で実施)
※3 大型窓のドアは、ルーム内・乗り場ともに変更となり、別途オプション料金が必要となる。なお、標準扉・大型窓タイプともに、ルーム内ドアは、フィブロホワイト柄のみとなり、乗り場ドアは全7柄から選べる
※4 試験機関:パナソニック エコシステムズ株式会社 試験方法:6畳の実験室においてFY-10Sを8時間運転後、6段階臭気強度表示法による検証
脱臭の方法:FY-10Sを運転 対象:付着したタバコ臭、付着したノネナール(体臭)、付着したトリメチルアミン(ペット臭、生ごみ臭、調理臭)
試験結果:8時間後、臭気強度1低減(自然減衰との差)。臭気強度が1下がるとは90%の低減を意味する。
脱臭効果は周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気、繊維の種類によって異なる。また、タバコに含まれる有害物質(一酸化炭素等)は除去でできない。
常時発生し続ける臭い成分は、全て除去できるわけではない。
同データは製造元のパナソニック エコシステムズ株式会社が実施した一定条件下での試験結果である。エレベータールーム内での試験結果ではない。
■問い合わせ先
パナソニックエレベーター株式会社
https://panasonic.co.jp/ls/pev/