建設ITガイド

トップ >> 新製品ニュース >> 橋梁コンクリート片はく落防止工法『ダイナミックレジン クリアタフレジン工法』 新製品ニュース

土木・建築を中心とした建設ソフトウェアやハードウェアなど、建設ITに役立つ新製品・新サービス等を紹介します。

橋梁コンクリート片はく落防止工法『ダイナミックレジン クリアタフレジン工法』

2017年12月28日 分類: 土木資材・工法

アイカ工業株式会社(本社:愛知県清須市、代表取締役社長:小野勇治)は、橋梁で使用されるコンクリートのはく落を防止する『ダイナミックレジン クリアタフレジン工法』の販売を開始した。
特殊透明樹脂と特殊繊維シートにより、施工後もコンクリート下地の経過観察が可能となる。
 
橋梁コンクリート片はく落防止工法『ダイナミックレジン クリアタフレジン工法』
 
■製品の概要
コンクリート構造物の経年劣化によって高架橋やトンネル内部のコンクリート片がはく落する事故が起こりインフラの老朽化が社会問題となる中、メンテナンスの重要性が認識されている。
 
これまでのコンクリート片はく落防止工法は、工法の耐候性および耐久性維持の観点から、着色された材料を塗布することが一般的であった。
しかし着色された材料が塗布されていると、施工後にコンクリート構造物にひび割れ等の劣化が発生した場合、その進行具合を経過観察することが困難となる。
 
そこで、マンション等の外壁タイルのはく落を防止する「ダイナミックレジン タフレジンクリアガード工法」に使用している高耐候性の特殊透明樹脂技術を応用し、下地の経過観察が可能でありながら、-30℃(寒冷地対応)~+50℃の温度下における押し抜き性能を有する『ダイナミックレジン クリアタフレジン工法』を開発。
 
同社独自の樹脂設計技術を駆使することで、ウレア樹脂を使用したインフラ補修・補強材料では国内初となるクリアタイプを実現した。
主な特長は下記の通り。
 
・高耐候性特殊透明樹脂により、長期にわたって下地視認性を有する。施工後もコンクリート下地の経過観察が可能で、発生した下地のひび割れや変状を目視で確認することができる
・はく落防止性能の適用温度範囲は-30℃~+50℃ (寒冷地にも対応)
・下地コンクリートの不陸修正と繊維シートの貼り付けを一度に施工できる
 
■標準価格(税別)
14,700円/m2(材工設計価格)
※下地処理別途
 
■問い合わせ先
アイカ工業株式会社
http://www.aica.co.jp/

最終更新日:2017-12-28



最近の記事

RSS購読する

カテゴリ

過去記事

 


  掲載をご希望の方へ


  土木・建築資材・工法カタログ請求サイト

  けんせつPlaza

  積算資料ポケット版WEB

  BookけんせつPlaza

  建設マネジメント技術

  一般財団法人 経済調査会