総合建設会社の福美建設株式会社(本社:長野県駒ヶ根市、代表取締役社長:久保田 満)は、自社ブランド
『橋術家ARCHIST(アーチスト)』より、小規模橋梁の断面修復工に用いる材料ラインナップを、10月3日発売した。

■製品の概要
『橋術家ARCHIST』は、小規模橋梁の調査点検および補修工事の効率化・スマート化をコンセプトとした、
アプリケーションや材料、ツールなどの総合ブランドである。
今回発売する断面修復材料は、ポリマーセメントモルタル、防錆剤、プライマーの3種で、
一般的な材料より少量の荷姿にしたもの。
補修材料は開封後の保存がきかないため、小規模な現場では少なからずロスが発生する傾向にある。
そこで同社では、少量使い切りの商品を求める施工現場の声に応え、小規模補修用の材料を商品化。
断面修復用ポリマーセメント D-PCMでは、一般的な商品が20kg入りなのに対し10kg入りとした。
施工厚30mmで計算した場合、一袋で約0.28m2、約52cm角の断面欠損部を補修可能。
各製品の主な特長は下記の通り。
【断面修復材料ラインナップ】
●防錆剤 D-B(無機系)
亜硝酸塩系防錆材およびアクリル系粉末ポリマーを既調合したプレミックス材で、水を加えて練混ぜるだけで
ポリマーセメント系防錆ペーストとして使用可能。
使用している防錆剤は亜硝酸塩系なので鉄筋の不動態皮膜形成を促し、長期にわたる防錆効果を発揮する。
●ポリマーセメントモルタル D-PCM(厚付軽量)
アクリル系粉末ポリマーを添加したプレミックスモルタルで、水を加えて練混ぜるだけで
厚付け用ポリマーセメント系軽量断面修復材として使用可能。
軽く、作業性に優れるため、上向きの施工部位でも一度に厚付け・充填することができ、
建築・土木構造物における欠損部の断面修復に最適である。
●プライマー D-Pr(エマルション)
下地のコンクリート面に予め塗布することで、素地の吸い込みを抑制し、ドライアウトを防止、
付着強度の向上・安定化をもたらす。
また、セメント系塗り材料の仕上げ面に塗布することで、表面の急激な乾燥を防ぎ、
ひび割れの発生を抑制すると共に、安定した強度発現をもたらす。
■問い合わせ先
福美建設株式会社
TEL:0120-088-293
https://www.kyoujutsuka-archist.com/