日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:辻本 雄一)は、ICT油圧ショベル『ZX200X-5B』を開発し、日立建機日本株式会社(本社:埼玉県草加市、代表取締役:櫻井 俊和)より、6月にレンタルを開始する(2016年11月販売予定)。
■製品の概要
本製品は、同社独自の「マシンコントロール機能」と、分かりやすくオペレータをナビゲートする「マシンガイダンス機能」を搭載。
GPSやGNSSなどを用いた衛星測位システムと、フロント、車体の角度センサから算出した、機械の位置や姿勢の3D(3次元)情報を、施工対象の3D設計データと照合しながらフロント作業をリアルタイムで半自動制御することで、施工目標面を掘り過ぎることなく効率的な掘削が可能となる。
本製品により、従来の建設現場で行われている丁張りは不要となり、また検測作業の負担も軽減され、工期の大幅な短縮が図ることができるとともに、建設現場の安全性や生産性の向上に貢献する。
また、2D(2次元)仕様もラインナップしており、小規模な工事や、測位衛星を捕捉できないような建設現場においても、2Dのマシンコントロールとマシンガイダンスが、現場作業の生産性を大きく引き上げる。
■問い合わせ先
日立建機株式会社
https://www.hitachicm.com/global/jp/