富士通エフ・アイ・ピー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:米倉 誠人)は、木構造専用の構造計算システム『STRDESIGN(ストラデザイン) Version16』を9月中旬に発売する。

■製品の概要
2010年に施行された公共建築物木材利用促進法により、以前は主に鉄筋コンクリートや鉄骨で建てられていた公共建築物のうち、老人ホームや公民館などの低層の建物については、原則木造化が図られることになった。
本製品では、ユーザーのニーズを基に、入出力機能を強化し、複雑な構造計算も、より簡単かつ効率的に行うことを可能とした。
さらに大型対応版では、日本工業規格 木造校舎の構造設計標準「JIS A 3301」をベースに、同社が加入している一般社団法人中大規模木造プレカット技術協会(代表理事:稲山正弘教授(東京大学大学院農学生命科学研究科))のトラス屋根構造の設計規準に準拠する。
これにより、木造でも十分な強度を持つ大空間の構造設計が可能になり、体育館や公民館などの大空間を木造で建築することができるようになっている。
■標準価格(税抜き)
通常版(延べ床面積500㎡まで):400,000円
大型対応版(延べ床面積2,000㎡まで):600,000円
※いずれも1年間サポート料込
※トラス屋根構造対応は大型対応版のみの機能につき、2015年12月中旬(予定)に無償アップグレードとして提供
■問い合わせ先
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
TEL:03-5531-5201
http://www.fujitsu.com/jp/group/fip/