株式会社 フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:上田 卓司)と三映電子工業株式会社(本社:長野県小諸市、社長:押金 達雄)は『コンクリート充填ウォッチャーⓇ』を製品化し、10月からフジタのグループ会社である株式会社 高環境エンジニアリング(本社:東京都渋谷区、社長:近藤 敏仁)より発売する。
■システムの概要
型枠内に打ち込まれるコンクリートの充填に伴う静電容量の変化を連続的に検知し、コンクリートの打設状況をビジュアル化することにより施工管理を行うシステム。
現在、本システムは道路橋脚等のコンクリートの品質向上に関する技術提案に複数採用され、コンクリート打設時の施工管理に活用されており、汎用性が高いものとなっている。
フジタでは、2011年にこのシステムを開発して以来、複数の現場で適用性の検証を行い、計測精度の向上やシステムの利便性向上のための改良を行ってきた。
今回、高精度(誤差1%以内)でコンクリート打設高さを計測できる計測ケーブルと、広範囲で計測結果を無線により把握できるシステムを製品化し、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)への登録(登録番号:KT-140049-A)を行った。
■問合せ先
株式会社 フジタ
TEL:03-3402-1911
http://www.fujita.co.jp/