株式会社 建築ピボット(本社:東京都文京区、取締役社長:千葉 貴史)は、建築設計・製図CAD「DRA-CAD」シリーズの新バージョン『DRA-CAD12』シリーズを2014年2月より順次発売する。
■製品の概要
シンプルで自由度の高い国産の建築設計・製図CAD。
本バージョンの主な新機能は下記の通り。
●大容量データへの対応
32ビットから64ビットアプリケーションになり、これまでよりも大容量のデータを扱えるようになったことで、詳細から全体までを1ファイルで管理するといったことも、より容易になる。
●高速化
レイアウト図面のDirectX描画モード対応により、表示の高速化を実現。
●互換性の向上
・BIM連携の更なる強化
BIMデータ(IFCファイル)との柔軟な連携のために「Model Assist」(モデルアシスト)を搭載。
建物を構成する柱や梁などの要素を選択しての3Dモデルデータの変換や、BIMの3Dモデルから平面図や立面図を作成して変換することが可能。
・AutoCAD、Jw_cadとの互換性をさらに改良
ByLayer/ByBlockのカラー、線種、線幅に対応し、AutoCADとの互換がよりスムーズになっている。
また、Jw_cadでは、図面の背景色の読み込みが可能となった。
・PDFの読み書きがより便利に
PDFのCADデータ変換では、複数ページのPDFから任意のページのみを変換することや、変換後のページレイアウトを指定できる。
PDFへの書き出しも、レイアウト図面の出力が可能になり、PDFのバージョン指定が可能。
●表現力の向上
・フォトンマップによる高品位なレンダリング
明るさの計算をフォトンマップで行えるようになっており、これまでのレンダリングよりも柔らかく光と影が表現される。
面光源、線光源による照明器具の表現が可能になり、直接光の当たらない場所も間接光で明るく表現できる。
・レイヤアニメーション
レイヤの表示、非表示によるアニメーションを再生。
・日影アニメーション
時間による太陽光の変化を表現したCGアニメーションが作成可能。
OpenGLまたはレンダリングして動画ファイルを作成できる。
●業務を円滑に進める新機能
・細かい配慮に基づいた操作性の向上
新デザインのアイコン、登録済みブロックの編集、レイアウトの複製、レイアウトタブの順序変更、キー割付確認表作成、距離計測可能カーソル、背景色の保存、描画順の保存、引出線に特化したダイレクト編集など、細かい配慮に基づいた多くの新機能で操作性の向上を実現。
・設計業務を支援する自動機能
オーバーレイ、串刺し編集、重ね合わせ比較、図面比較表示、連動表示で、図面の位置を、自動で判定して重ね合わせる。
また、JWWファイル、DWGファイルなども串刺し編集が可能。
さらに、図形要素や項目の組み合わせなど、いろいろな条件で絞り込んだ検索や集計が可能。
・その他の新機能
木造壁量計算で計算対象外の壁の警告表示ができるようになった。
また、DRA-CADアソシエイト会員専用コマンドとして、ミラーガラスの反射計算、室内直達日射計算によるシミュレーション機能が追加された。
■標準価格(税込み)
建築設計・製図CAD『DRA-CAD12』
新規購入:199,500円(キャンペーン価格:179,550円)
バージョンアップ(DRA-CAD11より):52,500円(キャンペーン価格:47,250円)
同 (DRA-CAD10より):84,000円(キャンペーン価格:75,600円)
同 (上記以外の製品より):105,000円(キャンペーン価格:94,500円)
建築2次元製図CAD『DRA-CAD12 LE』
新規購入:99,750円(キャンペーン価格:89,775円)
バージョンアップ(DRA-CAD11 LEより):31,500円(キャンペーン価格:28,350円)
同 (DRA-CAD10 LEより):42,000円(キャンペーン価格:37,800円)
同 (上記以外の製品より):52,500円(キャンペーン価格:47,250円)
※「DRA-CAD 8万本突破+DRA-CAD12 発売キャンペーン」期間中(2013年11月14日~2014年6月30日)はキャンペーン価格適用。
※上記税込み価格は消費税5%を含む金額。
■問合せ先
株式会社 建築ピボット
http://www.pivot.co.jp/