株式会社 LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森 義明)は、「壊さない工夫」「現場にFIT」「ムダの排除」をテーマにした、既存物を壊さない“カバー工法”採用の内装リフォーム専用商品『Renova(リノバ)』を、トステムブランドから9月2日に発売した。
■製品の概要
「築20年~30年の物件は床や壁が曲がっている」「コストがかかるため壁は極力壊したくない」「現場の作業スペースが少ない」などのさまざまな問題の解決に寄与する。
室内ドアや造作材などをラインナップし、主な特長は下記の通り。
「壊さない工夫」
内装リフォームは壁を壊すことで工事が大掛かりになり、廃材も大量に発生するが、本製品では、窓枠や建具枠などの既存枠の上から『リノバカバー材』を取り付けるだけの“カバー工法”を採用し、壁を取り壊すことなく、建具や造作材がきれいに納まる仕様とした。
これにより、壊す手間、および大量の廃材の処理の手間を省ける。
また既存枠をそのままに建具扉を交換でき、調整機能でゆがみもクリアする機構を採用した。
「現場にフィット」
室内のあらゆる場所で生まれる段差やすき間を解消する、フレキシブルで可動式の『リノバ床見切り材』をラインナップ。
最大15mmまでの段差を簡単に解消でき、見た目だけでなく歩行時の安全性も向上する。
また、半硬質素材で幅木コーナーの段差やズレを吸収しやすく、コーナー部を美しくまとめるキャップも開発。ハサミで簡単にカット可能なため、現場の幅木形状に柔軟にあわせられる。
「無駄の排除」
部材長さを3000mmで設定したことにより、業務用車でもカットすることなく運搬でき、常備部材としても役立つ。
また、作業現場において取り回しが良いので、作業効率も向上する。
さらに1もしくは2本(個)から発注可能のため、小規模リフォームにも細かく対応するほか、サイズ特注品も受注から工場出荷まで3日で対応している。
■問合せ先
株式会社 LIXIL
TEL:0120-126-001
http://www.lixil.co.jp/