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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

「高精度・スピードアップ・汎用性」3つを兼ね備えた積算・見積ソフト

新日本建設株式会社

建築積算システムFKS・見積書作成システムKYOEI COMPASS

会社概要 新日本建設株式会社
所在地:千葉県千葉市
創業:大正12年
資本金:36億6,539万円/従業員数:455人
主な事業内容:建設事業・開発事業

  新日本建設株式会社 新日本建設株式会社は大正12年創業の千葉県における老舗建設会社であり、県下はもとより首都圏を中心に事業を展開している。マンションなどの住宅建設に加え大型商業施設、公共施設などの物件も数多く手掛け、企画開発事業までを行う総合建設会社である。本社積算部は川島部長をトップに構造、仕上、設備、VECDの4つのグループ体制をとり、その積算部にあって導入当初からシステム化による業務の効率化に携わってきた櫻井部長代理に話を伺った。


システム化への取組み

 積算業務のシステム化は20年以上も前に遡る。当時はまだオフィスコンピューターと呼ばれる汎用機によるものであり、積算ソフトと呼ばれるものも数少ない時代だったため情報を集めることも困難な状況であった。そのため実際のシステム環境によるデモンストレーションの見学や実物件での比較検証など、導入に向けての検討にはかなりの時間を要した。その結果、最終的に決定したのが協栄産業(株)製の「建築積算システムFKS」、「見積書作成システムCOMPASS」である。以来、今日まで浮気することなくFKS、COMPASS一筋であり業務には欠かせないものとなっている。
 これまで、技術的な進歩もありシステムがパソコン(Windows)の時代へ移る中で、積算専用ソフトと呼ばれる商品も数多く見られるようになった。
 社内システム環境の変化に伴い他社ソフトメーカーの情報収集なども何度か行ってはきたが総合的に自社の積算、見積業務に最も有効と判断したのがFKS、COMPASSである。その理由としては以下のような点が挙げられる。

 まず、精度が高く誤差の少ないソフトであること。建築材料の価格は日々変化しており、特に近年の材料価格の高騰への対応は避けて通ることはできない。積算段階における正確で無駄の少ない数量の把握が受注拡大と利益確保には必要不可欠である。
 次に積算業務のスピードアップも重要なポイントとなる。精度の高い結果を得るための詳細な入力が必要になることで、業務効率が下がってしまってはシステム化する意味がない。
 最後は汎用性のあるソフトであること。当社が扱う物件はマンション、病院、商業施設、工場など多岐に渡っており、お客様のニーズも多種多様になっている。特殊な建物にも柔軟に対応し、繰返し発生する設計変更にも迅速に対応できることが求められるからである。


各ソフトの機能について

RC数量積算システム FKS/RC
COMPASS 明細 FKS/RC 伏図入力

 断面リスト入力は簡易モードと詳細モードを切り替えることができ、物件ごとに選択可能な計算基準マスターからの自動セット機能により必要最低限の入力で済む。また、すべての項目に対しガイダンス表示機能が用意されているため、初心者にもやさしい作りになっている。伏せ図形式の拾いについてはCADエンジンその物が内蔵されているため、汎用CADに近い操作性を実現しており直感的に拾うことができる。そのため窓口業務から積算部へ構造積算専任として異動になった女性担当者も、わずか2ヶ月程度で即戦力として活躍してくれるほどである。段差や建具開口の拾い漏れは建物全体の断面を表示する機能によりビジュアル的に確認ができる。計算結果の数量も各部材一つ一つの計算式とともに計算書として出力されるため、根拠が明快で確実な積算をサポートしてくれる。

仕上数量積算システム FKS/FN
COMPASS 明細    COMPASS 明細
FKS/FN 建具拾い               FKS/FN 部位別集計編集

 手拾い感覚の入力形式であり材料や計算式が一目で確認でき、計算結果の数量も画面上で同時にチェックすることができる。下地材などの材料変更は、物件内で一元管理されている仕上表データを修正することで建物全体の変更が一度の処理で済んでしまう。部屋の形状パターンによる自動計算や建具の姿図マスター登録による付属材の一括拾いなども大幅な時間短縮に効果を発揮している。他社ソフトにはないFKSの特徴の一つとして部位別集計編集機能がある。集計表形式の編集画面において名称や数量を変更することができ、根拠となる拾い明細にも同時に反映される。設計変更などによる拾い直し、再計算、再集計作業から開放されるだけでなく二重のミスも防ぐことができるようになった。このような変更前・後の数量の差分は集計表に出力される機能があるためVE提案の資料としても大きく役立っている。

見積書作成システム KYOEI COMPASS
COMPASS 明細  COMPASS 明細

 見積書の作成は単に値入れ作業を行うだけでなく見た目も考慮した細かな編集作業が要求される。その点、KYOEICOMPASSは訂正個所への付箋機能や途中計の自動計算など編集機能が充実しており手書きと同様の柔軟性を持っている。社内用や提出用などの数量、金額の管理は明細行ごとに3つ用意されているため、掛け率設定によるシミュレーション機能を利用することで予算をにらんだ比較分析まで可能になった。見積書の集計パターンはFKS側で条件設定しておくだけで提出先のニーズに合わせて工種別、タイプ別、部分別などさまざまな集計パターンの見積書を作成することができる。各現場や工事業者、積算事務所など見積データは外部とのやり取りが頻繁に発生する。これについてもExcelとの連動機能がさらに強化されており、異なった書式の取込みや計算式付きでの出力が可能となり、二重入力や計算ミスを防ぐだけでなく手作業にかかる入力時間を大幅に削減できた。

 手拾い感覚の入力形式であり材料や計算式が一目で確認でき、計算結果の数量も画面上で同時にチェックすることができる。下地材などの材料変更は、物件内で一元管理されている仕上表データを修正することで建物全体の変更が一度の処理で済んでしまう。部屋の形状パターンによる自動計算や建具の姿図マスター登録による付属材の一括拾いなども大幅な時間短縮に効果を発揮している。他社ソフトにはないFKSの特徴の一つとして部位別集計編集機能がある。集計表形式の編集画面において名称や数量を変更することができ、根拠となる拾い明細にも同時に反映される。設計変更などによる拾い直し、再計算、再集計作業から開放されるだけでなく二重のミスも防ぐことができるようになった。このような変更前・後の数量の差分は集計表に出力される機能があるためVE提案の資料としても大きく役立っている。


“かゆい所に手が届く”ソフトの条件

 FKS、COMPASSが機能面において総合的に優れたソフトであることは具体的な項目としてあげたが、ソフトを開発しているメーカー選びの結果が長期にわたり利用してきた一つの要因であったことを最後に加えさせていただく。日進月歩のIT業界においてメーカーとして常に最新の技術を取り入れることはもちろんであるが、それを実務に有効な形で製品へと生かし、機能アップし続けている点において一ユーザとして信頼を置いている。積算ソフトそのものの機能だけでなく業務知識に精通した専門スタッフによる安定したサポートの提供も含めて、まさに“かゆい所に手が届く”ソフトとして今後も継続して使用していこうと考えている。

COMPASS 明細
男性:構造課 林田 宏 氏
女性:構造課 加藤 祐里 氏





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