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成功事例集

建設ソフトやハードウェアなどのITツールを導入して成功した事例を紹介します。

積算システムの導入と効果

三和建装株式会社

リニューアル積算システムRSS/見積書作成システム COMPASS」

三和建装株式会社

     
積算購買部 主任  橋本 進 氏 
積算購買部 部長 佐藤 秀一 氏 
積算購買部 係長 鷹野 幸康 氏 
(左から)

 
所在地:東京都西東京市
設立:1978年4月
資本金:100万円
従業員数:90人
主な事業内容:建築、大規模修繕工事、塗装、吹付、
防水、仮設、内装、その他工事
http://www.sanwakenso.co.jp/
 
 
 
 

三和建装株式会社は、「人のくらしを美しく」の企業理念の下1978年に設立された東京都田無市の建設会社である。ただ仕事として建物を修繕するだけでなく、関わった人との出会いを大切にしながら、住む人の「くらし」を豊かにすること、という設立時の精神を大切にしている。そんな同社に改修工事専門積算ソフト「リニューアル積算システムRSS」「見積書作成システムCOMPASS」の導入経緯や効果について話を伺った。
 
 

経営理念・社訓は「凡事徹底」

私たちは日本人が大切にしてきた「おもいやり」や「礼節」を重んじ、コツコツと努力を重ねていく。そんな人間が集まる集団であり続けたいと考えます。
 
挨拶ひとつをとってみても、明るく元気に満面の笑顔で行うことを私たちから発信し続けることで、その相手だけではなく、街全体が明るくなることにつなげていきたい。町内清掃を続けていくことで、誰もが住みたいと思う美しい街づくりに貢献していきたい。
 
当たり前のことであったとしても誰も真似ができないほど続けることで、それは一つの才能や個性となる。その積み重ねこそが人を感動させるサービスを生み出す源泉になると、私たちは考えます。
 
 

日本で一番必要とされる改修専門会社へ

マンションや建物の改修を通して、地域コミュニティの形成に寄与することを事業の最大の目的と考えています。改修工事が新築工事と比べて最も異なるのは、お客様がそこで生活を送りながら工事が施工されるところにあります。だからこそ、お客様のくらしと笑顔を想像しながら、ひとつひとつの仕事に対して責任と真心をもって仕事に当たることが求められます。1978年の設立から40年以上にわたり、首都圏を中心に数多くの改修工事を手がけてまいりました。当たり前のことを誰よりも徹底的に行うことがお客様の満足につながると考え、日々業務に当たっております。
 
経営におきましては信頼される企業体制づくりに注力し、創業以来、無借金経営を続け、経営健全度ランキング(月刊建築仕上技術)では毎年高い評価を頂いております。お客様をはじめ業界全体からも高い支持を頂いております。今後もお客様に安心と快適な住空間を提供してまいります。
 
 

システム化への取り組み

当社では、2009 年に社内で初めて建築用積算システムの導入を行いました。当時は積算業務にも相当な時間を費やしていたため、正確に、そして精度の高い積算を目指しながら、数社の会社のソフトデモンストレーションを見学しました。その中で協栄産業より提案された改修工事専門積算ソフトである「リニューアル積算システムRSS」「見積書作成システムCOMPASS」を導入することとなりました。実は当時は新築用の積算システムが主流だったのですが、改修工事に特化したシステムはあまり見かけませんでした。採用を決めた理由ですか?いくつかありましたよ(笑)
 
 

図面さえあれば簡単に積算ができる

それまでは、いわゆる手拾い、三角スケールから拾っていました。ですが、当時主流でもあったCADファイルやPDFファイルなども活用したいと思っていました。RSSは、2次元ファイルを下図に置いて、図面をなぞるだけで簡単に積算ができるのがポイントの1つでした。「これなら誰でも使える!」と思ったのもポイントですね。
 
 

場所ごと、部位ごとの材料組み合わせが初期登録されている

バルコニーや外壁、足場などで拾う項目などはある程度パターンがありまして、ただしソフトの中に項目パターンを最初から作るのは面倒だな、と思っておりました。
 
「RSS」の項目の中には、材料パターンマスタが最初から初期登録されているんですよね。どうやら、改修工事の積算を数多く請け負っていた化研マテリアル株式会社様とコラボして開発した製品で、その辺のノウハウも入ったソフトとのことでしたので、安心して使えそうなイメージを持ちました。
 
 

積算だけで終わらない、提出見積までデータをサポート

私の部署では、担当者ごとに物件を積算し、その後にExcelで見積書を作り直していました。RSS、COMPASSは、積算した物件データを見積書に連動できる点が一番のポイントでしたね。それまでは積算は積算、見積は見積、とデータは別々に管理するものと思っていたんです。ですが、ほぼボタン1つで積算〜見積までデータ連動するので本当に楽になりました。Excelで見積を作り直す場合、二度手間にもなりますし、打ち間違えの可能性もありますしね。
 
 

システム化での作業効率化

システム化を行ってみて、作業時間が大幅に削減しました。手拾いに比べてほぼ半分ぐらい時間短縮が図れたと思います。正確性が増したことも間違いないですね。それとお客様からの問い合わせに対してもスムーズに対応できるようになりました。
 
 

信頼のおけるサポート体制

システムを導入してから10年以上経過しますが、一度も他社に切り替えなかったのは、ソフトの使い勝手ももちろんですが、サポート体制が整っていることが一番の大きな理由です。
 
システムを使っていく上で、操作マニュアルはもちろんですが、途中で分からない時に、「システムサポートセンター」に連絡できることが安心にもつながっています。電話で分からない時は、リモートでのサポートも行ってもらえますので安心ですよね。
 
 

今後の展望

将来的にはBIMでのデータ連動も… 
 
システムを導入してから、何回かシステムバージョンアップを重ねてきております。現在も満足して使用していますが、今後の業界では「BIM」データの話もよく耳にします。協栄産業のソフトラインアップの中にはBIMデータから積算への連動が実現できるソフトもあるみたいですので、今後の検討材料にしたいと思っています。
 
 

導入システムについて

「リニューアル積算ソフトRSS」
改修工事、大規模修繕工事に特化した積算ソフト。簡単3ステップで簡単積算が実現。図面をなぞる〜材料を選ぶ〜見積データ連動。見積書以外の成果物としても、拾った部位ごとに色分けして図面を印刷し、計算式も図面に軌跡として残せるため、納得のいく成果物が残せる。
 
     

「見積書作成システム KYOEI COMPASS」
「RSS」から出力された金抜きの積算データおよび新規の見積データの登録が可能。数量、単価が10 個まで用意されており、NET、提出などの各種シミュレーション機能を使うことで、コスト調整が容易に行える。「業者見積比較」機能も搭載され、業者の見積比較が一覧で確認でき、業者選定にも利用できる。印刷時は、見積書の鑑にロゴを貼付したり自社オリジナルの書式も簡単に作れ、他にも一般社団法人日本建設業連合会指定のBCSフォーマット対応や一般財団法人建築コスト管理システム研究所の営繕積算システムRIBCとの連動などもできる。


今後導入予定のシステム

「BIM連動仕上数量積算システム FKS SecondStage」
3次元ファイルからの入力機能を搭載した次世代型建築積算システム。「Revit」、「ArchiCAD」、「GLOOBE」等のBIMツールで作成されたIFCデータを取込み、物件概要、建具拾い、仕上表、部屋、仕上拾いデータを作成。BIM連携だけではなく、CADやPDFファイルからの図面計測機能も搭載。



 
 


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